屋久島と地球の未来会議

DAY 1
2026. 1. 31 Sat 10:30 – 12:00

Keynote Session

「美しい風景 × アニミズム」

生命の循環と共生が広がる自然界。人間社会がその一部として調和する姿とは何か。本セッションでは「アニミズム」の視点から、美しい風景に宿るいのちや霊性に耳を澄まし、自然と共に生きる感性を探ります。芸術人類学や地域づくり、医療の実践者が交わり、これからの社会を描くヒントを共有します。

Speakers

石倉敏明

Toshiaki Ishikura

秋田公立美術大学准教授 / 人類学者

アジアや日本各地でのフィールド調査をもとに複数種をめぐる芸術人類学、アーティストとの共同制作、展覧会企画等を実践する。2019年、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際芸術祭日本館展示「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」に参加。共著書に『Lexicon 現代人類学』『〈動物をえがく〉人類学』など。

山下賢太

Kenta Yamashita

島嶼基金 代表理事 / island company. 代表取締役

京都芸術大学環境デザイン学科卒。地域文化の継承を生業の基盤とする和装小物メーカーにて京町家の再生や景観計画の策定に従事。2012年、「らしさと風景を耕す」をミッションにisland company.を創業。現在、17事業を展開、限界集落ゼロモデルを提唱。「挑戦する海域」鹿児島離島文化経済圏の発起人。

桐村里紗

Lisa Kirimura M.D.

天籟株式会社代表取締役 / 一社)プラネタリーヘルスイニシアティブ代表理事

医師としての活動を拡張し、鳥取県江府町とプラネタリーヘルス連携協定を締結。大山出雲流域を拠点に、全国の流域連携、都市とグローバルを結び、地球再生型経済圏の基盤づくりを行う。主な著書に、『腸と森の「土」を育てる 微生物が健康にする人と環境』(光文社新書)他多数。主なメディア出演『ホンマでっか!?TV』他。

Moderator

福元豪士

Takeshi Fukumoto

HUB&LABO Yakushima 代表理事

屋久島生まれ屋久島育ち。屋久島Uターンで11年目。家事と育児とライフワークのバランスを模索中。愛する我が子のために「屋久島を大好きだと誇れる」環境教育、地域づくりなど日々「屋久島環境教育の島プロジェクト」進行中。「青い地球と共に私たちはどう生きるのか?」を探究しながら、「人と自然、人と人、人と社会をつなぎ関係性をアップデートすることで、わたしを大事にする文化をつくる」をミッションに日々活動中。